宮城県訪問
2014年07月16日
■会見(一部)
記者からの質問
「本日、原子力規制委員会の方で、仙台原発の再稼働に関し、事実上合格を示す内容の審査書の案がまとめられましたが、今後の原発再稼働に向けた政府の方針をお聞かせいただければと思います。
また、最終的に再稼働するかどうかに関しては、誰がどのように判断していくのかということも焦点になっていますが、それについて総理のお考えをお聞かせ下さい」
原発については、安全第一で取り組んでいかなければならないと思います。
今般、審査書が提出をされました。これは、一歩前進ということなんだろうと、こう思うわけでありますが、規制委員会の審査はこれからも続いていくわけであります。世界でも最も厳しい安全基準に則ってですね、規制委員会が科学的、技術的にしっかりと審査をし、その上においてですね、それが安全だと、こういう結論が出ればですね、立地自治体のみなさんのご理解を頂きながら、再稼働を進めていきたいと考えています。
政府そして事業者各々がですね、しっかりとその責任を果たしていくことによって、福島第一原発事故のような過酷な事故が二度と起こらないようにしなければならない、と思っています。
出典:政府インターネットテレビ(http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg10137.html)から私が文字起こし
(私の感想)
相変わらず、「安全基準」って言ってますが、「規制基準」です。
これはこれまでも何度も指摘してきましたし、
過去のポスターの2014年1月31日にまとめています。
規制委員会は「規制基準」を満たすかどうかだけを判断しだだけだと言うのに対して、
政府は規制委員会が「安全」という結論を出した、と言う
見事に誰も責任を取らない体制が出来ています。
まぁ、事故が起きてしまえば、誰にも責任は取れないんでしょうけど。。
新規作成:2014/07/20
最終更新:2014/07/20