「建国記念の日」を迎えるに当たってのメッセージ
2015年2月11日
■メッセージ(一部)
「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う」という趣旨のもとに、国民一人一人が、今日の我が国に至るまでの古からの先人の努力に思いをはせ、さらなる国の発展を願う国民の祝日であります。
災害や戦争など苦難の時もありましたが、いつの時代にあっても、先人たちは、勇気と希望をもって、新しい時代を切り開いてきました。国民一人一人のたゆまぬ努力により、戦後の焼け野原から立ち上がり、自由と民主主義を守り、人権を尊重し、法を貴ぶ国柄を育ててきました。今日の我が国の発展は、先人たちが幾多の国難を乗り越えた礎の上にあります。
自信と誇りの持てる未来に向けて、共に歩みを進めてまいりましょう。
「建国記念の日」が、我が国のこれまでの歩みを振り返りつつ先人の努力に感謝し、さらなる日本の繁栄を希求する機会となることを切に希望いたします。
出典:首相官邸HP(http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/discource/20150211message.html)
(私の感想)
1年前の建国記念日のメッセージも紹介しました
しかしまぁ、分かりやすいと言うかなんと言うか、決して憲法記念日にはメッセージは出さないでしょうね。
そして建国記念日のメッセージも当然、1年前のコピーペーストにはなっていません(笑)
「国難」を乗り越えてきた
「誇りの持てる未来」
このメッセージで欠けているのは自ら引き起こした「国難」の話です。
先日なくなったヴァイツゼッカー氏の言葉
「過去に眼を閉ざす者は、未来に対してもやはり盲目となる」
これをしっかり肝に銘じて、その上で「未来」を見ないと、同じ過ちを繰り返してしまいます。
新規作成:2015/02/15
最終更新:2015/02/15