5・3憲法フォーラム

2020年5月3日

■ビデオメッセージ

コロナ対策のためYoutubeでの生放送形式でフォーラムが開かれていました。
生で見てましたが、大体3700人くらいが視聴してた感じでしょうか。
冒頭で安倍首相のビデオメッセージが流されましたので、これを全て文字起こしします。
と言っても、全て字幕ついてたので、文字起こしはとても楽ちん。

Youtubeをご覧の皆さん、こんにちは
自由民主党総裁の安倍晋三です。

新型コロナウイルス感染症が全世界で猛威をふるっています。 まずもって、この感染症によりお亡くなりになられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、現在も闘病中の方々の一刻も早いご回復をお祈り申し上げます。
そして、新型コロナウイルスとの闘いのまさに最前線で、強い責任感をもって、今この瞬間も一人でも多くの命を救うため、献身的な努力をしてくださっている医療機関、医療関係者の方々に心より感謝を申し上げます。
国内における蔓延防止のため緊急事態宣言を発出してからまもなく一ヶ月。
この間、国民の皆様には人と人の接触機会を8割削減するとの目標の実現に向け、ご協力をいただいておりますことに感謝申し上げます。
今年の憲法フォーラムにつきましては、接触削減という政府の要請を踏まえ、Youtubeを使ったライブ中継にしていただいたこと、大変ありがとうございます。

さて、Youtubeをご覧の皆さん、
改めまして、憲法改正の実現に向けてそれぞれのお立場で精力的に活動されている皆様に心から敬意を表したいと思います。
自民党は立党以来、憲法改正を党是としてまいりました。
言うまでもなく、国民主権、基本的人権の尊重、そして平和主義の基本理念は今後も決して揺らぐことはありません。
その一方で、現行憲法も制定から70年余りが経過し、時代にそぐわない部分、そして不足している部分については改正していくべきではないかと考えております。

例えば、今般の新型コロナウイルスという未知の敵との戦いにおいて、我々は前例のない事態に繰り返し直面しております。
政府においては、国民の命と健康を守るため、全国に緊急事態宣言を発出し、政策を総動員して各種対策を進めています。
ウイルスの感染拡大防止に向けて、国民の皆様には外出の自粛や休業要請への対応など多大なるご協力をお願いしています。
また、国家の機能維持という点でみれば、国会審議のあり方についても与野党で協議し様々な工夫がなされてきたところです。
しかしながら、そもそも現行憲法においては、緊急時に対応する規定は、参議院の緊急集会しか存在していないのが実情です。
今回のような未曾有の危機を経験した今、緊急事態において国民の命や安全を何としても守るため、国家や国民がどのような役割を果たし、国難を乗り越えていくべきか、そしてそのことを憲法にどのように位置付けるかについては極めて重く大切な課題であると、私自身改めて認識した次第です。
自民党がたたき台として既にお示ししている改憲4項目の中にも緊急事態対応は含まれておりますが、まずは国会の憲法審査会の場でじっくりと議論を進めていくべきであると考えます。

そして、憲法第9条です。
今回の新型コロナウイルスへの対応では延べ1万7千人を超える自衛隊員が対応にあたり、この瞬間も各地の自衛隊病院等で感染症患者の救護に当たるとともに、空港での検疫、自治体職員等への感染予防のための教育支援をおこなっています。
そして、一連の対応を通じて、従事した隊員からはこれまで1人の陽性者も出していません。
事に臨んでは危険を顧みず、身を以て責務の完遂に努める
私は自衛隊の最高指揮官として、彼らのプロフェッショナリズムに常に胸を打たれています。
本年1月からは中東海域における情報収集活動も始まりました。
中東海域は年間数千隻の日本関係船舶が航行し、我が国が消費する原油の約9割が通過する、国民の生活を支える大動脈、命綱です。
2月には、私は護衛艦たかなみに乗艦し、中東の地に向かう隊員たちを直接激励する機会を得ました。
使命感に燃え、整然と乗り込む隊員の姿を目の当たりにし、大変誇らしく思いました。
他方で、極めて残念だったことは、隊員のご家族が見守る一角に「憲法違反」とのプラカードが掲げられていたことです。
隊員の子供たちも、もしかしたらそれを目にしたかもしれない。
どう思うだろうか。
そう思うと言葉もありません。
創設以来、何十年にもわたり続く「自衛隊は違憲」というおかしな議論に終止符を打つためにも、自衛隊の存在を憲法上明確に位置付けることが必要です。
全国25万の自衛隊員諸官が、強い誇りを持って任務を全うできるよう憲法にしっかりと私たちの自衛隊を明記しようではありませんか。

3年前のこの憲法フォーラムでのビデオメッセージにおいて、私は2020年を新しい憲法が施行される年にしたいと申し上げましたが、残念ながら未だその実現には至っておりません。
他方、この間、先の参議院選挙において、我々自民党は国民の皆様から「憲法改正の議論を前に進めよ」との力強い支持をいただき、また各種の世論調査においても「議論をおこなうべき」という回答が多数を占めてきております。
憲法改正への挑戦は決してたやすい道ではありませんが、必ずや皆さんと共に成し遂げていく、その決意に揺らぎは全くありません。
憲法改正の主役は国民の皆様です。
どの項目をどのように改正するのか、あるいはしないのか、国民投票によって国民の皆様が決めます。
ですから、多くの国民の皆様が憲法改正について自らの問題として大いに議論をし理解を深めていただきたい、本日のフォーラムがその大きな役割を果たすことを期待しています。
憲法改正に向けて引き続き頑張ってまいりましょう。

出典:Youtube「5月3日(日)14時~生放送★【5・3憲法フォーラム】憲法は国民の命と生活を守れるのか!~新型肺炎と中東危機~」(https://www.youtube.com/watch?v=ZVdbTtZggzo)

(私の感想)
ちなみにこのフォーラムの登壇者は
安倍晋三氏/櫻井よしこ氏/ケント・ギルバード氏/田久保忠衛氏/伊藤俊幸氏/西修氏/百地章氏/打田文博氏
という方々でございました。

実はちゃんと読むと、何言ってんだかよくわからないんですよね。
主に緊急事態条項と憲法9条に触れてます。

緊急事態条項については「緊急事態において国民の命や安全を何としても守るため、国家や国民がどのような役割を果た」すかを「憲法にどのように位置付けるか」が課題、って言ってるんですけど、それ、憲法じゃなくて法律でやることでしょう。
憲法の規定があるせいで、国民の命を守るための法律が作れないとか、政策が実行できないとか、具体的にそういうことが見えた時点で「はてどうするか?」を考えるっていうのが筋だと思います。

憲法9条については、安倍さんの言ってることの裏を返すと、今のままでは自衛隊は憲法上問題があるって安倍さん自身が言ってる事になりませんか?。。。

結局、なんでもいいから、憲法のどこかを変えたいだけなんでないの?という感想です。
だとすると、今はそれやってる場合じゃないよね。

それにしても、
憲法記念日に、憲法99条で「憲法を尊重し擁護する義務を負」っている人が『改正を成し遂げる決意に揺らぎはない』とか言ってちゃダメでしょ。

新規作成:2020/5/3
最終更新:2020/5/3