日本アカデメイアでのスピーチ
2013年12月19日
■安倍首相スピーチ(一部)
祖父の岸信介が、かつて、「もう一度総理大臣になれたら、もっとうまくやるのに」と、よく語っていました。一度目の失敗は、私の胸に深く刻み込まれています。
「信なくば立たず」。今は、前回の反省の上に立って、謙虚に、できるだけ多くの国民の理解と合意を得る努力を続けることが重要だ、と自覚しております。
国会安全保障会議、いわゆる「日本版NSC」を設置する法律や、特定秘密保護法についても、実際には、野党と修正協議を行い、合意に達することができました。
特定秘密保護法には、厳しい世論があります。国民の皆さんの叱声であり、謙虚に、真摯に受け止めなければならないと考えています。
私自身が、もっと丁寧に時間をとって説明すべきだった、と反省もしています。政府として、今後とも、国民の皆さんの懸念を払拭すべく、丁寧に説明を積み重ねていく考えであります。
出典:首相官邸ホームページ(http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/1219speech.html)
(私の感想)
引用した部分前半では「できるだけ多くの国民の理解と合意を得る努力を続けることが重要だ、と自覚」と言ってます。
安倍首相の自覚していた「国民の理解と合意」っていうのが、
自分の身の回りのごく一部の「国民の理解と合意」だったとすると、
来年以降、さらにこの人の暴走は加速しそうです。
そして、自分の意思に合わない国民の意見は無視して、全て終わった後で「反省」するだけ。
笑えない冗談です。
新規作成:2013/12/22
最終更新:2013/12/22