大臣の椅子に座った人数
第二次安倍政権が発足したのは2012年12月26日のことでした。
それから既に7年以上。
この間、大臣の椅子に座った人って「延べ人数」ではなくて「実人数」で何人か?
(同じ人が別な期間に別な大臣をしたりしてますからね。)
人を軸にして、その人がいつどの大臣の椅子に座ってたかを見れば分かります。。。
っということで、調べた詳細結果を表にしたものは下をご覧ください。
結論だけ書くと、
第二次安倍政権以降、大臣の椅子に座った人数は安倍さんを除いて88人(2020年5月24日時点)。
その中で辞めてる人数は10人。
88人中10人って結構な割合じゃないですか?
けれども、今まで一度も責任を「取った」ことないですね。安倍さん。
■大臣の椅子の数
ちなみに今の大臣、何人いるかというと、安倍さんを除いて19人。
内閣法という法律で大臣の数は決められています。
内閣法 第2条2
国務大臣の数は、十四人以内とする。ただし、特別に必要がある場合においては、三人を限度にその数を増加し、十七人以内とすることができる。
お?法律より2人も多いじゃん、と思うわけですが、実は内閣法には附則があります。
附則2
東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部が置かれている間における第二条第二項の規定の適用については、同項中「十四人」とあるのは「十五人」と、同項ただし書中「十七人」とあるのは「十八人」とする。附則3
復興庁が廃止されるまでの間における第二条第二項の規定の適用については、前項の規定にかかわらず、同条第二項中「十四人」とあるのは「十六人」と、同項ただし書中「十七人」とあるのは「十九人」とする。
この附則の順番おかしいと思いませんか?
オリンピック推進本部と復興庁、先にできたのは復興庁でしょ?
しかも、
復興庁の設置期間は2021年3月まで(これは2020年3月3日に10年延長する法案を閣議決定)で、
オリンピックは2020年7月実施(これは2020年3月24日に翌年へ延期)。
先に終わるのはオリンピックなんだから、
附則2が復興庁で、附則3がオリンピック推進本部のはずなんですけど、
なぜ復興庁が附則3なのか?
うーむ。
ま、この順番なら、オリンピック終わっても大臣の人数減らないですよね。
逆だとオリンピック終わると1人減らさないといけない。
これって、勘ぐり過ぎでしょうか?
なんにせよ、今の安倍政権は大臣の椅子を最大限までフル活用中。
そしてこれまでに88人を大臣経験者にしてきたわけです。
■誰がいつどの大臣の椅子に座ってたか?
図がでかいので、PDFファイルもあります。
PDFはこちらから(サイズ大きいのでご注意)[31.6MB](別画面で開きます)