参議院予算委員会第4号
2013年02月20日
■原発
(民主党 金子 恵美 氏との質疑中)
私が新たな建設について触れたわけでありますが、旧政権におきましても、例えば島根原発等の、大間もそうなんですが、新設ということは決めているわけでありますが、そうしたことについても、今までの安全基準と照らして、そしてまた更に厳しい基準が適用されていくわけでありますし、そしてまた福島の第一原発とはまた違うものができていくということを説明する中でお話をさせていただいたところでございますが、基本的には、被災地の皆様のお話を伺って、新設についてはじっくりと、そういう皆さんのお気持ちを酌んだ上において、じっくりと腰を据えて慎重に考えていかなければいけないと、このように考えております。
■日本版NSC
(公明党 山本 香苗 氏との質疑中)
今、グローバルな時代の中で、そもそも日本企業、海外で活躍をしてきたわけでありますが、その中で、言わば冷戦構造が崩壊した後のなかなか予見が難しい状況の中では情報収集というのは極めて重要であります。
その中で、今、日本においては、各、内調、あるいはまた外務省、そしてまた情報本部等々幾つか情報収集をする機関がございますが、これを、こうした情報を更に、それぞれの情報収集機関で分析も行いますが、そういう情報機関に対して政策的な発注をしっかりとしていくということも大切なんだろうと思います。
その意味において、今、日本版のNSCをつくって言わば政策的に発注をすると、情報機関側に投げると。そして、それを受けて情報機関がそれぞれ、これを一つにまとめる必要というのはないんでしょうけれども、この情報収集そして分析を行い、そして政策を決定する、政策決定をする言わば司令塔を担うこのNSCに持ってきていただいて、そこで政策的な選択肢を示してもらって、そしてそれが総理大臣に上がってくると。こういう言わば政策を発注し、情報収集してくると、こういう言わば組織をちゃんと整えていくことも重要ではないだろうかと、このように思います。
この邦人保護ということについては、既に具体的な指示をいたしております。そのための情報収集。
しかし、今の体制ではもう既に限界があるわけでありまして、先ほど委員が指摘されましたように、軍事情報というのは、これは基本的に軍人は軍人にしか情報は渡しません。と同時に、情報を取るためには、これはギブ・アンド・テークということもある、インテリジェンスコミュニティーにおいては。そういうこともありますから、情報収集力を高めていくことによって更に情報収集力は高まっていくわけでありますから、その中において我々も具体的な、今や、最初に申し上げましたように、発注もしますし、そうした強化も図っていきたいと思います。
■集団的自衛権
(社民党 福島 みずほ 氏との質疑中)
これは、議論をするとか報告をするとかこれをやるということではなくて、日米同盟関係を更に強化をしていく、日本の安全、地域の平和と安定を強化をしていくために日本は何をすべきかという観点から日本は様々な議論をしていくということについては当然話し合っていくべきだろうと、こう思います。
その中において、これは例えば四分類においてそれを説明するという考えはございませんが、この数十年の間にアジア太平洋地域の安全保障をめぐる環境は大きく変わってきているんですね。そういう中で、やはり日本の国民の生命と財産をしっかりと守っていくというのは我々のまさに政府の義務でもあるわけでありまして、そういう義務を背負っている私たちとしてどう対応していくべきかということは不断の検討をしていく、そういう責任があるのではないかと、このように思います。
今、後ろから声がございましたが、これはまさに米国の了解を得るとかそういうことでは全くない話であって、我が国において憲法をどう解釈すべきか、憲法を解釈すると同時に、日本をどうしっかりと守っていくべきかどうか、これは日本が主体的に判断をしていくわけでございますが、その中において、日本は、日米の、同盟国であります、この同盟関係について、この同盟関係を強化していく上において、日本で様々な検討を行っていくということについて私は話をしようと思っておりますが、これは別に米国側からの意見を聞いたり、米国側からどうした方がいいという話を聞くというものでは全くございません。
出典:参議院HPの議事録
(私の感想)
原発新設は全く否定しないわけです。
そして日本版NSC, 集団的自衛権
お願いだからもう一度憲法を読んで欲しい。そして99条を破るんじゃない!と強く言いたいです。
新規作成:2013/10/14
最終更新:2013/10/14