安倍首相に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送に向けた「メッセージ」

2020年5月6日

■ビデオメッセージ

5月6日20時から、ニコニコ動画とYahooが主催して
「安倍首相に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送」
という番組が配信されました。
この番組の前に安倍首相のメッセージ動画が配信されていました。

番組自体の内容は
こちらのサイトに質疑応答の全文が出ています
(ニコニコニュース)【全文掲載】安倍首相と山中教授が新型コロナに関するネットユーザーからの質問に回答。9つの質問と回答内容まとめ

ここからは
この番組放送前に配信されていた8分ほどのビデオメッセージの文字起こしです。

皆さんこんにちは安倍晋三です。
大型連休の最終日もおうちにいて、この番組をご覧いただいているみなさんに心より感謝申し上げます。
そうしたみなさんの行動によって、多くの命が救われています。

緊急事態宣言から1カ月。
一時は1日あたり7百人近くまで増加した全国の感染者は、足元では2百人程度まで減少しました。
ひとりの感染者がどれくらいの数の人にうつすか、これを実効再生産数と言いますが、直近では1を下回っています。
これは私達が、収束に向けた道を着実に前進している、そのことを意味します。
緊急事態宣言を出した4月の上旬頃を思い出すと、1か月後には日本でも欧米のような感染爆発が起きてるんじゃないか、そんな未来の予想がたくさんありました。
しかし実際には、今、収束に向けた道を進んでいる。
皆さんの行動は、私たちの未来を確実に変えています。

インターネットは自由な空間です。
既存メディアの発想には全くとらわれない。
SNSなどを通して、誰もが自由に自分の意見を表明できます。
そして、その自由な空間の中から、今も、オンライン飲み会といったような若者ならではの、前向きな新たな文化が生まれています。
本当に頼もしく、日本の未来は明るいと、いつも感じます。
わが国では、緊急事態を宣言しても、欧米のように罰則で外出規制の強制はできません。
一言で言えば、要請しかできない。
それでも皆さんが、自らの意志で可能な限りの努力をして下さった。
その結果、感染の拡大を回避し、減少へと転じさせることができました。
まさに、自由は無秩序ではなく、自由のパワーはとてつもない。
そのことを示してくださったことに改めて感謝申し上げます。

その上で誠に残念ですが、現時点の感染者の減少は十分なレベルではありません。
まだ全国で1万人近い方々が、入院などで療養中であり、医療現場は過酷な状況にあります。
そのため5月末までの延長を決定いたしました。
ただ、今月半ばを目途に、専門家の皆さんに再び評価していただきます。
感染者数の動向や、医療提供体制の逼迫状況などを分析して、可能であると判断すれば、期間満了を待つことなく緊急事態を解除する考えです。

現在の流行を収束させなければならない。
5月は収束の為の1ヶ月であり、そして出口に向けた準備期間です。
コロナの時代の新たな日常を作り上げていく。
それはウイルスの存在を前提としながら、いつもの仕事、毎日の暮らしを取り戻していく作業です。
専門家の皆さんが示した、新たな生活様式はその指針です。
常に人と人との距離をとる。
外出するときはマスクを着用する。
密閉・密集・密接、3つの密を生活のあらゆる場面で、できる限り避けていく。
ウイルスの特徴を踏まえ、正しく恐れながら、日常の生活を取り戻していきたいと考えています。

次なる流行の恐れにも、しっかり備えます。
有効な治療法の確立に向かって、この1ヶ月で一気に加速していきます。
日米で共同治験を進めていたレムデシビルの特例承認を進めます。
そして我が国で開発されたアビガンがあります。
すでに3千例近い投与が行われ、症状改善に効果があったとの報告があります。
臨床試験のデータも踏まえ、有効性が確認されれば、今月中の薬事承認を目指します。

今この瞬間も、医師、看護師、看護助手の皆さん。
臨床工学技士の皆さん。
保健所の皆さんや、臨床検査技師の皆さん。
感染リスクと背中合わせの過酷な環境の下、強い使命感と責任感を持って、一人でも多くの命を救うため、命を守る為、懸命に治療などに当たってくださっています。
心からの敬意を表したいと思います。
緊急事態のもとでも、スーパーや薬局で働いている皆さん。
物流を守ってくださっている皆さん。
ごみの収集や焼却、バスや鉄道の運行に携わる皆さん。
介護施設や保育所の職員の皆さん。
様々な場所で支えてくださっている皆さんがいて、私たちの生活が成り立っています。
心から感謝申し上げます。

見えないウイルスへの不安の中にあって、あらゆる分野で頑張って下さっている皆さんがいる。
それこそが、大きな希望です。
そしてその希望を胸に刻みながら、私達にもできることがあります。
それは未来を変えることです。
私達が今、うちにいることで2週間後の新規の感染者数を劇的に減らすことができます。
それは間違いなく、医療現場の負担を減らすことに繋がります。
人類は、これまで幾度も感染症の脅威にさらされながら、そのたびに環境の変化に適応し、見事に乗り越えていきました。
今回も、新たな日常を作り上げることで、必ずやこの困難を乗り越えることができる、私はそう確信しています。
私たちの未来は、誰かから与えられるものではありません。
私たちの未来は、私たち自身の行動に掛かっています。
ぜひ一緒に未来を変えましょう。

最後となりましたが、今晩8時から山中伸弥先生と一緒に、皆さんからいただいたご意見などにお応えする番組を放送する予定です。
ぜひ色々とご意見を賜れば幸いです

出典:ニコニコ動画「安倍首相から皆さまへのメッセージ動画」(https://www.nicovideo.jp/watch/1588693083)

(私の感想)
全体的に一言で言えば「他人事」なんですよね。
それに尽きます。
そして、いいところしか見てない。。。

細かいところを見ていくと、

安倍さんは『収束に向けた道を進んでいる』と言ってますけど、
その根拠となるデータはなんなんでしょう?
検査もしないで、何がわかるんでしょう?
「希望」で現状認識して欲しくないです。

それに、明日を見通せなくなってる人たちのことは安倍さんに見えてるんでしょうか?
そういう人たちに手を差し伸べるのが安倍さんの仕事でしょ?
(生活に困っている人の話って安倍さんの話には出てきませんけど。。。)
『感染リスクと背中合わせの過酷な環境』で働いている人に敬意を表するのはいいんですが、
そういう環境で働かなくて済むようにするのが安倍さんの仕事でしょ?
『ぜひ一緒に未来を変えましょう。』っていう前に
まず、「今」困っている状況を正確に把握して欲しいです。
そして、そこに適切な対応をとってもらいたいです。

新規作成:2020/5/9
最終更新:2020/5/9

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