参議院予算委員会第9号

2013年04月22日

■憲法

(民主党 一川 保夫 氏との質疑中)

世界中の国々が、主要国はみんな憲法を何回も改正をしております。時代に合うものにしていく、あるいは新しい権利についても考慮していくという中において憲法改正が議論されているわけでございます。
自由民主党の改正案、九十六条については、三分の二を過半数にしようというものでありまして、しかし、その後、国民投票をするわけなんですね。国民投票をして言わば六割、七割の国民の皆さんが変えたいと思っていても、たった三分の一をちょっと超える国会議員が反対をしていれば、それは国民は一切、指一本触れることができないのはおかしいと我々は考えているわけであります。

(民主党 白眞 勲 氏との質疑中)

これは、自民党制作の日本国憲法改正草案QアンドAによりますと、ここで公共の福祉という文言を公益及び公の秩序と改正したことによって、憲法によって保障される基本的人権の制約は人権相互の衝突の場合に限られるものではないことを明らかにしたものですと、こう解説をしております。なお、公の秩序と規定したのは、反国家的な行動を取り締まることを意図したものではもちろんありませんと。公の秩序とは社会秩序のことであり、平穏な社会生活のことを意味しますと。個人が人権を主張する場合には他人に迷惑を掛けていけないのは当然のことですと。そのことをより明示的に規定しただけであり、これによりということでございます。(発言する者あり)最後は、これにより人権が大きく制約されるものではないということであります。

■原発

(民主党 一川 保夫 氏との質疑中)

二年前、我々は原子力発電所の過酷事故を経験をしたわけでございまして、この反省の中から、とにかく安全神話に寄りかかっていてはいけないと、安全を確保するために全力を尽くしていかなければならないという教訓を得たところでございますが、同時に、いかなる事態においても国民生活や経済活動に支障がないように、エネルギー需給の安定に万全を期していくこともこれは極めて重要であり、大前提ともしなければならないと思います。
この点、民主党政権が掲げた二〇三〇年代に原発稼働ゼロを可能とするという方針は、具体的な根拠を残念ながら伴っていないものでありまして、ゼロベースで見直しをして、エネルギーの安定供給、エネルギーコスト低減の観点も含め、責任あるエネルギー政策を構築をしていかなければなりません。今後三年程度の間に、再生可能エネルギーの普及と省エネルギーの推進を最大限加速をさせていくとともに、原発の再稼働については世界最高レベルの科学的安全基準の下で判断していくこととしております。
これらの動向を見極めた上で、極力早いタイミングにおいて、実現可能かつ責任あるエネルギーのベストミックスを策定してまいります。その際、できる限り原発依存度を低減させていくという方向で検討をしていく考えでございます。

我々は責任ある立場として、代替エネルギーを確保できていないにもかかわらず、それを軽々にゼロにするということは申し上げません。先ほど申し上げたとおりであります。

(民主党 白眞 勲 氏との質疑中)

安倍政権としても、原発の依存度を減らしていく、これが基本的な方針でございます。
一方、エネルギーについては、安定的なエネルギーを、そして低廉なエネルギーを確保していくということについても責任を負っている中において、我々は三年の中において、言わば風力あるいは太陽光といった再生可能エネルギーも含めて、新しいエネルギーの開発、新たなイノベーションを起こすために国家資源を投入をしていくわけでございますが、その上において、更に国家をしっかりと運営していく上において必要なエネルギーを確保するためのベストミックスを構築をしていくために努力をしていきたいと思います。その中において、言わば新しい可能性のあるものが現実化した段階においては、それを活用していく中において原発依存度を低減させていくということになると思います。

もちろん、言わば新しい画期的なイノベーションの中において、そういう言わば新たなエネルギーを確保した段階においてはそういう可能性も当然追求できるわけでありますが、今の時点でゼロにするということはお約束できないということでございます。

(自由民主党 山東 昭子 氏との質疑中)

言わば、原子力政策というのはエネルギー政策と言ってもいいんだろうと思います。エネルギー政策としては、安定的なエネルギーの供給、これは国家としての責任であります。安定した安価なエネルギーを供給することによって日本の経済は成長していくことができるわけでございます。
そして、それによって、大切な医療やあるいは年金、そうした社会保障の財源も確保していくことにつながっていくというふうに考えているわけでございますが、そこで、安倍内閣としては、三年間の間に、太陽光とか、あるいは風力とか、様々な再生可能エネルギー、あるいはまたメタンハイドレート等の新たな可能性に対して国家資源を投入をしていきます。新たなイノベーションを目指していくわけでございます。その中において、再稼働するかどうか、そういう判断も行ってまいります。その上において、エネルギーのベストミックスを構築をしていきたいと、このように考えております。

■歴史認識

(民主党 白眞 勲 氏との質疑中)

この村山談話について言えば、言わば村山談話において述べられた点について私が共感できる点について今御紹介をいただいた、それを私は答弁させていただいたわけでございますが、言わば村山談話は戦後五十年を契機として、戦後五十年に出された談話でございます。そして、今の安倍政権の考え方としては、これを継承する継承しないということではなくて、六十年には小泉政権の談話が出されているわけでございまして、あれからもう十数年時を経ておりますので、例えば七十年を期して新たな談話を出していくということも考えたいと、このように考えているということでございます。

安倍内閣として、言わば村山談話をそのまま継承しているというわけではありません。言わば、これは五十年に村山談話が出され、そして六十年に小泉談話が出されたわけでありまして、これから七十年を言わば迎えた段階において安倍政権としての談話をそのときに、そのときの言わば未来志向のアジアに向けた談話を出したいと今既に考えているところでございます。

出典:参議院HPの議事録

(私の感想)
「世界最高レベルの科学的安全基準」なんてよく言えるよ、と思うんですけどね。
村山談話も素直に継承したくないようです。
別の日の議論で河野談話は官房長官の談話だと言って安倍さんは何も語らなかったですし。。
まぁ、気に入らないんでしょうねぇ

新規作成:2013/10/14
最終更新:2013/10/14