安全保障と防衛力に関する懇談会
2013年10月21日
■冒頭あいさつ
本日は、「安全保障と防衛力に関する懇談会」に御出席いただき、ありがとうございます。
有識者の皆様には、これまでの懇談会において、我が国の国家安全保障のあるべき戦略について、議論を深めていただきました。本日は、改めて、皆様から直接御意見を伺い、政府の戦略策定作業を加速させていく考えです。
私は、先月のこの懇談会でお話ししてから、我が国として、「国際協調主義に基づく積極的平和主義」の立場から、世界の平和と安定、そして繁栄の確保に、これまで以上に積極的に寄与していく旨を、国連総会や東アジアサミットを始め、多くの機会を捉えて発信してまいりました。これに対して各国の首脳からは賛同と期待が表明されました。
今後は、国家安全保障戦略を策定していく過程等を通じて、積極的平和主義の下で行う政策を更に具体化してまいります。
言うまでもなく、国の平和と独立を守り抜く意思と能力は、防衛力によって具体化されます。政府は、現下の情勢に応じた防衛力の在り方を明らかにし、その着実な整備に向け、年末までに防衛計画の大綱を見直します。この点につきましても、有識者の皆様の御意見を頂ければ、大変有難いと思っております。
有識者の皆様には、引き続き、外交・安全保障政策に関する御知見・御経験を基に、集中的に御議論いただき、忌憚のない御意見を頂けるように、よろしくお願いいたします。
出典:首相官邸HP(http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201310/21kondankai.html )
(私の感想)
「国の平和と独立を守り抜く意思と能力は、防衛力によって具体化され」るのは「言うまでもない」んだそうです。
これまで何度も書いていますが、ここでいう防衛力は軍事力でしょう。
それはすなわち相手よりも強いものを求め続ける事であり、その上限はありません。
政治家の仕事は外交で多くの国の信頼を得て、平和を維持させることであり、
軍事力に頼ろうなんて、最低の仕事です。
新規作成:2013/10/27
最終更新:2013/10/27