第186国会「エネルギー」答弁まとめ
論点ごとに衆参本会議、衆参予算委員会等での発言をまとめて並べてみました。
いかに同じようなことばっかり言っているかがよく分かると思います。。
現時点でチェック済なのは以下の日までです。
2014年04月11日 衆議院本会議
2014年02月28日 衆議院予算委員会
2014年04月04日 参議院本会議
2014年03月20日 参議院予算委員会
エネルギー
エネルギー問題、特に原発についての答弁をまとめています。以下の複数項目に分けています。(それぞれ各項目の先頭へリンク)
エネルギー政策
原発再稼働
原発新増設
40年運転制限
核燃料サイクル
廃棄物
原発輸出
原子力規制委員会
原発国有化
福島第一原発事故
廃炉・汚染水対策
風評被害
東電の法的整理
どれも下から上に向かって新しくなっており、 色がオレンジ色の部分は以前言った事と同じ事を言っている部分です。
なお、各項目名をクリックすると、その項目の最初の発言へ移動します。
全て敬称略。
会議名:衆本=衆議院本会議、参本=参議院本会議、衆予=衆議院予算委員会、参予=参議院予算委員会
エネルギー政策
日付 | 会議名 | 質問者 | 答弁 |
04/11 |
衆本 | 生活 村上 史好 |
安倍首相エネルギー基本計画については、国民生活と経済活動に直結する重要な問題であるため、いつまでという期限を区切るのではなく、丁寧なプロセスを経た上で閣議決定すると申し上げてまいりました。したがって、基本計画の策定がおくれたとは考えておりません。安倍首相 エネルギー政策については、国民生活や経済活動に支障がないよう、責任あるエネルギー政策を構築することが何よりも重要です。 |
04/11 |
衆本 | 共産党 塩川 鉄也 |
安倍首相原発のコストについては、東日本大震災後に行った試算では、原発の事故対応費用や使用済み核燃料の処理コストも含めた上で、石炭火力、LNG火力や再生可能エネルギーと比較して、必ずしも高くないとされています。安倍首相 原発については、安全性の確保を大前提に、徹底した省エネルギー社会の実現と、再生可能エネルギーの最大限の導入を進め、原発依存度は可能な限り低減するというのが基本方針です。これは、これまでの自民党の公約を踏まえた、一貫した方針です。 |
04/11 |
衆本 | みんな 三谷 英弘 |
安倍首相エネルギー政策については、国民生活や経済活動に支障がないよう、責任あるエネルギー政策を構築することが何より重要です。 |
04/11 |
衆本 | 公明党 江田 康幸 |
安倍首相エネルギー基本計画については、公明党の皆様に大変建設的な御議論をいただき、与党において丁寧に議論を進めていただきました。その結果、しっかりとしたエネルギー政策の方向性を示すことができました。 |
04/11 |
衆本 | 維新 木下 智彦 |
安倍首相エネルギー政策については、国民生活や経済活動に支障がないよう、責任あるエネルギー政策を構築することが、何より重要です。 |
04/11 |
衆本 | 民主党 田嶋 要 |
安倍首相原発については、安全性の確保を大前提に、徹底した省エネルギー社会の実現と、再生可能エネルギーの最大限の導入を進め、原発依存度は可能な限り低減するというのが基本方針です。 |
03/19 |
参予 | みんな 山口 和之 |
山口氏が衆議院議長の伊吹氏が原発ゼロへ私たちはかじを切ったという話をしたということについての意見を求めると 安倍首相 伊吹議長が脱原発あるいは原発ゼロと言及されているということは私も寡聞にして存じ上げないわけでございまして、何ともお答えのしようがないところでございますが、あの式典に、三・一一の式典における議長の言葉においては、私たちはエネルギーを消費することについての言わば無頓着であったのではないかと、そういう趣旨のお話であったと思います。そうした今までの来し方についてやはり我々は自戒をしながら、しっかりと省エネをしていかなければいけないという趣旨ではなかったかというふうに私は理解をしているところでございます。 |
03/10 |
参予 | みんな 松田 公太 |
安倍首相我々、三年前に福島第一原発の過酷事故を経験をしております。そして、あの経験から我々は、まずは原子力発電に対する依存度を減らしていく、できる限り減らしていくということにおいては、我々その政策を進めていく、そういう決定をしているわけでございまして、その方向性においては小泉総理と変わりがないわけでございます。安倍首相 この基本計画につきましては様々な要素を勘案をしながら今現在与党と議論を積み重ねている中でございまして、いずれにいたしましても、我々は、国民の皆様に対して責任あるエネルギー政策をお示しをしていきたいと、このように思っております。 |
03/10 |
参予 | 民主党 直嶋 正行 |
安倍首相エネルギー政策につきましては、まずは国民生活や経済活動に支障がないように、そして責任あるエネルギー政策を構築をしていくことがまず何よりも重要であると、このように思います。安倍首相 こうしたエネルギーのベストミックスをどう考えていくかということについては、これは与党も野党もなく我々も建設的な議論をしていきたいと、このように思いますし、直嶋経産大臣時代の御努力も我々も評価をしているところでございまして、我々といたしましてもより現実的、具体的に安定したものを作っていきたいと、こう思っているところでございます。安倍首相 まさに今、我々、新たなエネルギー基本計画を策定をしているわけでございますが、同時にその基本計画を基に三年間でエネルギーのベストミックスをつくっていくわけでございますが、再生可能エネルギーの導入状況も含めまして、様々なこれはエネルギーミックスの中におきまして原発再稼働の状況というのも見ていく必要はあるわけでありますが、その中で判断をしていきたいと、このように思うわけでありますが、我々はこの三年間の中でベストのエネルギーミックスをしっかりと構成をしていくということを申し上げているわけでございますが、その中におきまして基本的な方向性というものは示していきたいと、このように考えております。 |
02/27 |
衆予 | 共産党 笠井 亮 |
安倍首相エネルギー政策につきましては、国民生活や経済活動に支障がないように、さまざまな御意見を踏まえつつ、責任あるエネルギー政策を構築していくことが何よりも重要であると考えておりますし、これが私どもの基本的な姿勢でございます。 |
02/27 |
衆予 | 維新 足立 康史 |
安倍首相曖昧というか、いわば、むしろしっかりと現状を見詰め直しながら、原発の規模について、確保していく規模を見きわめるという、より腰を落とした形で書きぶりを改めたんだろうと思いますし、また、ベースロード電源も、先ほど茂木大臣から答弁させていただいたように、しっかりと、これはまさに基盤だから、これは天井ではなくて、まさに基盤のことを、土台のことを言っているんだという、これは聞いていて、私も、なるほどな、こういうふうに思ったところでございます。 |
02/27 |
衆予 | 民主党 古川 元久 |
安倍首相山本一太委員長のもと、三十六回、自民党総合エネルギー政策特命委員会は開催をされました。二〇一一年七月から二〇一二年五月まででありますが、そこで最終取りまとめをしたわけであります。安倍首相 エネルギー政策につきましては、まさに党でさまざまな議論を展開してまいりました。そして、今回、我々は政権に復帰をして、政府と与党で一体となって、エネルギー計画、これは国民の将来の生活に責任の持てるものを示していかなければいけない。希望を書くのではなくて、責任を持ってこのような政策を進めてまいりますよということをお示ししていきたい。 |
02/10 |
衆予 | 自民党 高市 早苗 |
安倍首相エネルギー基本計画の策定に当たっては、これはエネルギーですから、国民生活、そして経済活動を支える、責任あるエネルギー政策を構築していくという大きな責任があるわけでありまして、その意味におきましては、しっかりと整合性がとれて、わかりやすいものをつくっていく必要があるんだろう、こう思います。 |
02/06 |
参予 | みんな 水野 賢一 |
安倍首相私どもは三年前に過酷事故を経験をしておりますから、あの過酷事故の経験を生かして世界最高水準の厳しいレベルの安全基準を決めているところでございまして、これをクリアしなければ再稼働はしないわけでございますが、そこでエネルギーのベストミックスをつくっていく上において、先ほど茂木大臣が答弁いたしましたように、全ての条件をクリアするエネルギー源はないわけであります。安倍首相 まず、かつて、これはCO2を二五%削減するということを考えたときに原発の発電比率を五割にするという計画を立てましたね。こんなものはもうもちろんやめたわけでありますが。その中において、それとはむしろ逆に、できる限り原発依存度は減らしていくという大きな方針を決定したわけでございます。安倍首相 ただいま茂木大臣がお話をさせていただきましたように、このエネルギーというのは、まさに国にとって、成長を維持していくことはもちろんでありますが、国民の生活を守る上においても安定的なエネルギーの供給というのは国の大きな使命であります。 |
02/04 |
衆予 | みんな 中島 克仁 |
安倍首相我々は、二〇一一年に過酷事故を経験したわけでございまして、その経験を生かしながら、できる限り原子力発電に対する依存を低減していく。その中で、再生可能エネルギーを、新たなイノベーションとともに、その分野におけるイノベーションを起こし、そして、さらには省エネ化をしっかりと進めていくという中において、ベストのエネルギーミックスを構成していきたい、このように考えております。 |
02/03 |
衆予 | 維新 阪口 直人 |
安倍首相やればできる、それはそのとおりなんですが、しかし、だからこそ、私たちは、ベストのエネルギーミックスをつくっていく、原発の比率を低減していくという目標を掲げているわけでありまして、できたわけではない中において、私たちがこの原子力発電という選択肢を捨ててしまうことはできないというふうに申し上げているわけでございます。安倍首相 国民投票については、基本的には、国民投票は、憲法改正に伴う国民投票について、国民投票法について今議論がなされているわけでありまして、その残っている宿題の中において、憲法の条文だけでやるのか、あるいは憲法の条文にかかわりがないことについてもやるかということについても、これはちゃんと議論をしていただきたい、こう思うところでございます。 |
01/31 |
衆予 | 民主党 篠原 孝 |
安倍首相もちろん、小泉元総理がおっしゃっているように、しっかりと省エネを進めていく、東京の省エネを進めていく、世界に冠たる省エネ都市にしていくというのは方向も同じでございますし、また、最終処分場については、まさに政治の責任において、我々がもっと前面に出て決めていかなければならない問題だろう、こう思っている次第でございます。 |
01/31 |
衆予 | 民主党 長妻 昭 |
安倍首相ただいま茂木大臣から答弁したとおりでありますが、国民生活と経済活動を支える責任あるエネルギー政策を構築していくことが、何よりも重要であります。 |
01/30 |
参本 | 共産党 山下 芳生 |
安倍首相国民生活と経済活動を支える、責任あるエネルギー政策を構築しなければなりません。この中で、原発については、徹底した省エネルギー社会の実現と再生可能エネルギーの最大限の導入を進め、原発依存度は可能な限り低減するというのが基本方針です。 |
01/30 |
参本 | みんなの党 松田 公太 |
安倍首相エネルギー基本計画については、国民生活と経済活動を支える責任あるエネルギー政策の構築を目指して、様々な御意見を踏まえて徹底的に検討を行い、与党ともしっかり調整した上で決定することとしております。このため、いつまでという期限を設けているわけではありません。安倍首相 再生可能エネルギーの比率を含む日本の将来のエネルギーミックスに関しては、再生可能エネルギーの導入状況、原発再稼働の実況などを見極め、できるだけ早くエネルギーのベストミックスの目標を設定していきたいと考えております。 |
01/29 |
参本 | 自民党 溝手 顕正 |
安倍首相国民生活と経済活動を支える、責任あるエネルギー政策を構築することが何よりも重要です。電気が足りているとの指摘もありますが、これは、発電所の定期検査の繰延べや老朽火力発電をフル稼働させた結果であり、電力需給は予断を許さない状態が続いていると考えます。 |
01/29 |
衆本 | 共産党 志位 和夫 |
安倍首相原発については、徹底した省エネルギー社会の実現と再生エネルギーの最大限の導入を進め、原発依存度は可能な限り低減するというのが基本方針であります。 |
01/29 |
衆本 | 結いの党 江田 憲司 |
安倍首相現在、責任あるエネルギー政策の構築を目指してエネルギー基本計画の検討を行っているところであり、その中で原発の位置づけについても議論しています。その際、資源のない日本は、昨年、化石燃料の輸入に二十七・四兆円も支払っており、原発がないことにより三・六兆円も多く支払っている点も考慮する必要があります。 |
01/28 |
衆本 | 自民党 石破 茂 |
安倍首相国民生活と経済活動を支える、責任あるエネルギー政策を構築することが何よりも重要です。 |
01/28 |
衆本 | 民主党 海江田 万里 |
安倍首相原発については、徹底した省エネルギー社会の実現と再生可能エネルギーの最大限の導入を進め、原発依存度は可能な限り低減するというのが基本方針です。これは、これまでの自民党の公約や自民党・公明党連立政権合意を踏まえた、一貫した方針です。安倍首相 エネルギー基本計画については、責任あるエネルギー政策の構築を目指して、さまざまな御意見を踏まえて徹底的に検討し、与党ともしっかり調整した上で決定することとしており、特定の期限を設けているわけではありません。安倍首相 原発については、各地域においても、原発に依存しない社会の実現を望む声がある一方で、原発がない場合のエネルギー供給への不安や地域経済への影響の懸念など、さまざまな議論があると認識しております。 |
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原発再稼働
日付 | 会議名 | 質問者 | 答弁 |
04/11 |
衆本 | 共産党 塩川 鉄也 |
安倍首相新規制基準については、原子力規制委員会において、国会事故調などにより明らかにされた情報を踏まえ、米国を初め海外の規制基準も確認しながら、我が国の自然条件の厳しさ等も勘案した上で、世界で最も厳しい水準の規制基準を策定したところです。安倍首相 原子力発電所の立地の可否については、独立した原子力規制委員会が、世界で最も厳しい水準の新規制基準に基づき、最新の科学的知見に照らして、科学的、技術的に審査を行います。 |
04/11 |
衆本 | 結い 小池 政就 |
安倍首相原子力発電については、安全性を最優先し、原子力規制委員会により、世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認められない限り、再稼働はありません。 |
03/28 |
参本 | 共産党 仁比 聡平 |
安倍首相エネルギー政策については、国民生活や経済活動に支障がないよう、責任あるエネルギー政策を構築することが何より重要です。川内原発再稼働について 安倍首相 再稼働に当たっては地元の理解を得ることが重要であり、地域の防災・避難計画は、地域の状況に精通した自治体が策定するものであり、住民の安全、安心を高めるためにも継続的に改善、充実を図っていくべきものであります。できないという後ろ向きの発想ではなく、どうすれば地元の理解を得られる、より良いものにできるかが重要であります。 |
03/20 |
参予 | 改革 荒井 広幸 |
安倍首相地域の防災計画や避難計画は、例えばどの地区ごとに避難を行うのかといった避難の実施単位や避難先、避難経路などを定めるものでありますが、地域の様々な事情を踏まえて作成されることが適当であると思います。荒井氏が「再稼働する前に万々が一のことが、また原発で事故が起きた、その場合は果たして事業者の責任なのか、国と事業者の責任なのか、国の責任なのか、ここが明確でありません。再稼働させた後、万が一の事故が起きたら、総理、責任は誰にあるんですか。」と問うと 安倍首相 IAEA、国際原子力機関の安全基準の最上位に位置付けられている基本安全原則において、施設と活動の存続期間全体を通じて安全の一義的な責任は許認可取得者にあり、この責任は委任することができないとされています。このように、安全確保の一義的な責任は事業者が負うというのが世界共通の考え方であります。その上で、福島第一原発事故の反省の上に立って、国がこれまで原子力政策を担ってきたことに伴う社会的責任については重く受け止めなければならないと思います。 |
03/10 |
参予 | 社民党 福島 みずほ |
福島氏の「自治体が防災計画、避難計画を作るんだって自治体任せなんですね。でも、自治体ができるんでしょうか。あるいは、それが実効性あるという判断は誰がやるんですか。総理。」という問いに対して 安倍首相 地域の防災計画や避難計画は、例えばどの地域ごとに避難を行うかといった避難の実施単位や避難先、避難経路などを定めるものでありまして、地域の様々な事情を踏まえて作成されることが適当であると考えています。このため、地域の防災計画や避難計画は、災害対策基本法において、住民の生命、身体及び財産を災害から保護することを目的といたしまして県や市町村が作成等をすることとなっております。各自治体の防災会議において内容の検討を行っています。安倍首相 この再稼働のプロセスにつきましては、先ほど来、田中委員長、また石原大臣からも御説明をさせていただいておりますが、まずは原子力規制委員会におきまして、大変厳しい、世界で最も厳しい基準において審査を行い、そしてそこの基準をクリアしたところについて再稼働を検討していくわけでございますが、同時に、地元の住民の皆様の同意が必要であります。そして、この同意を得る上において、地域の防災・避難計画は地域の状況に精通した自治体が策定するものでありまして、住民の安全、安心を高めるためにも継続的に改善充実を図っていくべきものであります。 |
03/10 |
参予 | 共産党 井上 哲士 |
まず田中俊一 原子力規制委員会委員長の答弁「私どもが行っていますのは、福島原発事故の反省を踏まえた新規制基準を作りまして、それの基準に適合しているかどうかという判断をしています。これは純粋に科学的に判断しています。その結果として稼働するかどうかということについては私どもの所掌ではないし、これはまさに、以前から申し上げていますように、地元、それから事業者、それから政府とか、そういったステークホルダーの判断によるものというふうに考えております。」 そして井上氏が「いろいろなところで規制委員長は安全の判断をするわけではないんだということを言われております。(中略)今規制委員長の答弁もありましたように、安全を判断するわけではないんですね。だったら誰がするんですか。政府が安全だと判断をして再稼働をするということですか。総理。」 安倍首相 我々は、三年前の教訓から、原発については安全を確保することが大前提でありまして、原子力規制委員会においては各種の事故調査でこれまでに明らかにされた情報を踏まえまして、海外の規制基準も確認しながら世界で最も厳しいレベルの新規制基準の策定を行い、現在、厳正な審査を進めているところでありまして、原発の再稼働についても、独立した原子力規制委員会が世界で最も厳しいレベルの規制基準に基づいて徹底的な審査を行い、これに適合すると認められた原発について再稼働を進めていくということになっているわけでございます。井上氏「全然答えていないんですよ。総理が繰り返し安全だと判断されたものについて再稼働していくと答弁されているから私聞いているんですね。安全だと判断をされるんですか。」 安倍首相 言わばその安全を、安全ということにつきましては、まさに基準、これはある一定の基準を超えれば我々は安全だという判断がなされたというふうに考えているわけでございますが、その意味におきまして、最も厳しいレベルでの規制基準に基づいて徹底的な審査を行って、これに適合すると認められた原発については再稼働を進めていくということにしております。井上氏「総理が世界一厳しい基準だと言うのであるならば、アメリカのように避難計画ができない場合、作ってもそれに実効性がないと判断される場合は再稼働させないと、そういうことでよろしいですか。」 安倍首相 まず最初に、これ判断するのは、これは避難計画ではなくて、原子力規制委員会が世界で最も厳しい基準にのっとって審査を進め、安全であると、こう判断した段階において我々は再稼働を進めていくことになるわけでございますが、同時に、再稼働に当たっては地元の理解を得ることが重要であります。地域の防災避難計画は地域の状況に精通した自治体が策定するものでありまして、住民の安全、安心を高めるためにも継続的に改善充実を図っていくべきものであろうと、このように思います。できないという後ろ向きの発想ではなくて、どうすれば地元の理解を得られるより良いものができるかということが重要ではないかと、このように思います。 |
03/10 |
参予 | 民主党 直嶋 正行 |
安倍首相再稼働につきましては、先ほど委員が既に御指摘にあったとおり、福島の事故の教訓を踏まえまして、安全を確保することが大前提でございます。その前提の下、独立をした原子力規制委員会が世界で最も厳しいレベルの規制基準に基づいて徹底的な検査を行いまして、これに適合すると認められた原発につきまして再稼働を進めていくこととしたいと思います。直嶋氏が「(私は)再稼働に反対はしておりません。安全をちゃんと確認されたものは動かさざるを得ないと思っています。 しかし、私の支持者も含めて、国民の皆さんはなかなか理解してくれません。今、原発なしで電気ちゃんと供給されているじゃないかと、まず返事が、これが返ってきます。いやいや、そうじゃないんです、今老朽火力発電所をだましだましに使ったりいろいろしていましてなんて説明をしても、特に原発嫌だと思っている人は、もう全然聞く耳も持ってくれません。」 なぜ再稼働なのか説明してください、と言うと 安倍首相 ただいま委員が御指摘をされた点は大変重要だと思っております。現時点でゼロなんだから大丈夫じゃないかという意見があるのは私も重々承知をしておりまして、そういう御意見も随分伺っております。 |
03/03 |
参予 | 自民党 伊達 忠一 |
安倍首相日本の人口構成は高齢化が進んでいくわけでありまして、毎年一兆円近い社会保障費の負担が増えていく中において、今のこのサービスを維持していくためにも、その財源を得なければならない、つまり経済を成長させていく必要があるわけであります。経済を成長させていく条件の一つとしては、例えば電力、低廉でそして安定的なエネルギーの供給を確保することも極めて重要であります。 |
02/24 |
衆予 | 維新 小熊 慎司 |
安倍首相福島県内の原発の取り扱いについては、県民の方々からさまざまな声が出ていることは承知をしております。 |
02/12 |
衆予 | 共産党 笠井 亮 |
笠井氏が入院患者等の要援護者の避難計画というのは、まだどの地域でも検討中で、そして存在しないのに政府の集計でいうと最初から除外をして集計して、策定済み100%になっている点を指摘すると 安倍首相 避難計画については、避難の実施単位、避難先、避難経路など基本的項目について、市町村が策定を今進めてきているところであります。 |
02/06 |
参予 | みんな 水野 賢一 |
少し補足:まず「世界で最も厳しい安全基準」について田中原子力規制委員長とのやり取りを一部引用します。 水野氏 「日本の原発に関する安全基準は本当に世界一厳しいんですか。世界一厳しい根拠を示してください。」 田中氏 「世界一というディフィニションというのをどういうふうに見るかですけれども、私どもとしては、福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、またIAEAとか各国の規制を参考にしながら、我が国の自然条件の厳しさ等を勘案して、世界でも最も厳しいレベルの規制基準を策定してきているというふうに自負しております。」 これを踏まえ、 安倍首相 今専門家の田中委員長が答弁いたしましたように、世界で最も厳しい水準だということだと思います。 安倍首相 世界で最も厳しいと。世界で最も厳しいということであれば、最も厳しいんですから、一番天井にいるという私は理解をしているわけでございます。 |
01/30 |
参本 | 共産党 山下 芳生 |
安倍首相福島の事故も経験し、国民の皆様が原発の安全性に不安を持つのは当然のことです。福島の事故の教訓を踏まえ、安全を確保することが大前提であります。その前提の下、独立した原子力規制委員会が、世界で最も厳しい水準の安全基準に基づいて徹底的な安全審査を行い、これに合格した原発について再稼働を判断してまいります。 |
01/29 |
参本 | 自民党 溝手 顕正 |
安倍首相福島の事故も経験し、国民の皆様が原発の安全性に不安を持つのは当然であります。福島の事故の教訓を踏まえ、安全を確保することが大前提です。その前提の下、独立した原子力規制委員会が、世界で最も厳しい水準の安全基準に基づいて徹底的な安全審査を行い、これに合格した原発について再稼働を判断していくこととする方針であります。 |
01/29 |
衆本 | 共産党 志位 和夫 |
安倍首相福島の事故も経験し、国民の皆様が原発の安全性に不安を持つのは当然のことです。福島の事故の教訓を踏まえ、安全を確保することが大前提であります。 |
01/29 |
衆本 | 結いの党 江田 憲司 |
安倍首相原子力規制委員会が定めた、世界で最も厳しい水準の安全基準を満たさない限り、原発の再稼働はありません。 |
01/28 |
衆本 | 自民党 石破 茂 |
安倍首相原子力規制委員会が定めた世界で最も厳しい水準の安全規制を満たさない限り、原発の再稼働はありません。 |
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原発新増設
日付 | 会議名 | 質問者 | 答弁 |
03/10 |
参予 | 民主党 直嶋 正行 |
安倍首相原発の新増設については現在のところ想定をしておりません。まずは、エネルギー源の多様化と既存の原発の再稼働の判断に集中していく考えでございます。 |
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40年運転制限
日付 | 会議名 | 質問者 | 答弁 |
03/10 |
参予 | 民主党 直嶋 正行 |
安倍首相四十年運転制限制につきましては、原子炉等規制法におきまして、原子炉を運転することができる期間を原則四十年としているわけでございますが、それ以降の運転を行う場合は原子力規制委員会による認可が必要となるわけでありまして、原子力規制委員会において専門的な見地に基づきまして本制度が適切に運用されることが私も重要であると考えております。 |
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核燃料サイクル
日付 | 会議名 | 質問者 | 答弁 |
04/11 |
衆本 | 生活 村上 史好 |
安倍首相核燃料サイクルについては、資源の有効活用、高レベル放射性廃棄物の減容化や有害度の低減などの意義があります。 |
04/11 |
衆本 | 結い 小池 政就 |
安倍首相核燃料サイクルについては、資源の有効活用、高レベル放射性廃棄物の減容化や有害度の低減などの意義があります。 |
03/14 |
参予 | 改革 平野 達男 |
安倍首相核燃料サイクルにつきましては、資源の有効活用、そして高レベル放射性廃棄物の減容化や有害度の低減などの意義があるのは事実であります。他方、六ケ所再処理工場の竣工遅延や「もんじゅ」のトラブルなどが続いてきたのも、これは委員の御指摘のとおり、事実でございます。 |
02/13 |
衆予 | みんな 三谷 英弘 |
安倍首相「もんじゅ」については、先ほど答弁をさせていただいているとおりでございますが、核不拡散に貢献をし、国際的な理解を得るためにも、利用目的のないプルトニウムを持たないという原則を堅持しなければなりません。 |
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廃棄物
日付 | 会議名 | 質問者 | 答弁 |
04/11 |
衆本 | 共産党 塩川 鉄也 |
安倍首相高レベル放射性廃棄物の最終処分については、これまでのやり方を見直し、責任を持って最終処分場を確保すべく、国が前面に立って取り組みを進めてまいります。 |
03/10 |
参予 | みんな 松田 公太 |
松田氏の「「一〇〇〇〇〇年後の安全」という映画、これは御覧になられたことがありますか。」という問いに対して 安倍首相 残念ながら、まだ見ておりません松田氏が「安倍総理は、フィンランド、フィンランドに行ってオンカロ、これを御覧になられたことがございますか」と問うと 安倍首相 小泉元総理がオンカロを訪問されたということは存じ上げておりますが、まだ残念ながらその機会はございません |
02/03 |
衆予 | 維新 阪口 直人 |
安倍首相最終処分場につきましては、今、茂木大臣からお答えをしたように、既に使用済み核燃料は存在するわけでありまして、今すぐ原発をやめたとしてもその問題から私たちは逃れることはできないわけでございまして、これはまさに、世界の英知を集めながら、同時に、国が責任を持って最終処分地を見つけていくということではないか。そして、常に科学の進歩、イノベーションを起こしつつ、半減期の期間を短くしていくということが大切ではないか、こう思っているところでございます。 |
01/29 |
衆本 | 共産党 志位 和夫 |
安倍首相高レベル放射性廃棄物の最終処分については、仮に原発をゼロにしたとしても、必要であることからは逃れられません。むしろ、最終処分場をしっかり確保することこそが政治の責任です。これまでのやり方を見直し、責任を持って最終処分場を確保すべく、科学的根拠に基づき国から適地を提示するなど、国が前面に立って取り組みを進めてまいります。 |
01/28 |
衆本 | 自民党 石破 茂 |
安倍首相高レベル放射性廃棄物の最終処分場の確保については、これまでのやり方を見直し、国から適地を提示するなど、国が前面に立って進めてまいります。 |
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原発輸出
日付 | 会議名 | 質問者 | 答弁 |
04/11 |
衆本 | 共産党 塩川 鉄也 |
安倍首相東京電力福島第一原発事故の経験と教訓を世界に共有することにより世界の原子力安全の向上に貢献していくことは、我が国の責務であると考えております。私も数多くの首脳と会談してきましたが、日本の原子力発電の安全性や信頼性に対する期待は極めて高いと実感しております。 |
04/11 |
衆本 | 結い 小池 政就 |
安倍首相日・トルコ原子力協定においては、この協定が改正手続に従って改正されない限り、核物質の濃縮、再処理の技術を相手国に移転することはできない旨を定めております。そして、我が国としては、この規定について、改正を行う考えはありません。安倍首相 原発輸出につきましては、市場としての将来性とは別に、東京電力福島第一原子力発電所事故の経験と教訓を世界に共有することにより世界の原子力安全の向上に貢献していくことは、我が国の責務であると考えております。私も数多くの首脳と会談してきましたが、日本の原子力発電の安全性や信頼性に対する期待は極めて高いと実感しております。 |
02/13 |
衆予 | 共産党 塩川 鉄也 |
安倍首相インドは確かにNPTを締結していません。政府としても、インドとの原子力協定が国際的な核不拡散体制を損なうことがあってはならないと考えています。その問題意識を国際社会と完全に共有していると言ってもいいと思います。安倍首相 もちろん、他国の核兵器製造に、決してそれを推進するようなことがあってはならない、これは全く塩川委員と同じであります。 |
02/10 |
衆予 | 自民党 高市 早苗 |
安倍首相日本の周辺国またアジアにおいては原発の新設が進んでいくという事実があるわけであります。 |
01/28 |
衆本 | 自民党 石破 茂 |
安倍首相世界では、新興国における原発の導入は今後も拡大していくことが見込まれており、より国際的な観点で原子力政策を進めていかなければなりません。 |
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原子力規制委員会
日付 | 会議名 | 質問者 | 答弁 |
01/30 |
参本 | 民主党 徳永 エリ |
安倍首相原子力規制委員会の独立性は設置法において明確に規定されております。田中原子力規制委員会委員長は、自民党原子力規制に関するプロジェクトチームの提言の申入れに際しては、報道陣に公開して面会することで透明性を確保し、審査や委員会の判断など個別の案件についての御意見はいただかないという方針で臨んだと承知しております。このため、申入れを受けたことで原子力規制委員会の政治からの独立性が揺らぐことはありません。原子力規制委員会において、引き続き、科学的、技術的知見に基づき、中立公正な立場で原子力の安全性を厳格に確認していくものと考えております。 |
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原発国有化
日付 | 会議名 | 質問者 | 答弁 |
01/30 |
参本 | みんな 松田 公太 |
安倍首相原発の国有化については、行政の肥大化、事業の非効率化等多くの課題があり、現時点で検討しておりません。 |
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福島第一原発事故
日付 | 会議名 | 質問者 | 答弁 |
03/28 |
参本 | 共産党 仁比 聡平 |
安倍首相福島の再生については、政府として、昨年末に、早期帰還支援と新生活支援の両面で福島を支えるという方針を打ち出したところです。この方針を踏まえて、線量水準に応じた防護措置を具体化、強化し、帰還に伴う放射線による健康影響への不安に応えていくとともに、引き続き必要な県民健康管理調査を継続していきます。 |
03/19 |
参予 | 改革 浜田 和幸 |
トモダチ作戦に参加した一部のアメリカの水兵さんたちが起こした東電に対する集団訴訟について 安倍首相 本件は私人間の民事訴訟に関わる事項でありまして、政府としてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。 |
03/10 |
参予 | 改革 平野 達男 |
安倍首相この福島の復興において、双葉郡に加えまして、中通り等の他の地域と一体となった広域的な取組が必要でありまして、避難解除等区域復興再生計画においてその具体的取組を示し、着実な推進を図ってきたところであります。また、避難解除等区域の見直し等を踏まえまして、現在、避難解除等区域復興再生計画の改定に向けた検討を進めております。双葉郡全体の復興計画については、今後、福島県及び地元市町村とも丁寧に相談をさせていただきながら、改定計画の中で示し、公表していくこととしたいと思います。 |
03/10 |
参予 | 民主党 増子 輝彦 |
安倍首相原発事故災害からの福島の再生に当たっては、地震、津波に加えまして原発事故にも起因する複合災害であることを踏まえまして、その対策も複合的に取り組んでいく必要があります。このため、昨年の八月に避難指示区域の見直しを完了いたしました。そして、住民の早期帰還に必要な環境整備のための復興再生事業の工程表の策定や、長期避難者のコミュニティー確保に向けた復興公営住宅の整備、そして中通りなどの定住対策として、子供の運動機会確保のための施設の設置などの必要な措置を行ってきています。安倍首相 この中間貯蔵施設から最終処分場へという中におきまして、言わば高レベル放射性廃棄物との混同がまだ相当あるのも事実でありますし、報道等の中においても、これをきっちりと残念ながら説明をしていない報道もあります。その中において、それとかなり混同して、それと同程度の危険性を持つものという誤解がかなり存在をしているのも事実でございますから、そうした誤解を解くべく我々更に努力をしていきたいと、このように思います。 |
03/04 |
参予 | 公明党 若松 謙維 |
安倍首相私もたくさん手紙を、福島第一原発事故によって避難を余儀なくされた方々からのお手紙をいただき、改めてそうした皆様のお気持ちを受け止めていかなければならないと、このように決意を新たにいたしておる次第でございます。そして、今お手紙の中にあった、この事故の経験を言わば世界の財産としていかなければならないと、このお言葉は大変示唆に富んだものがあると、このように思います。 |
02/27 |
衆予 | 民主党 古川 元久 |
安倍首相事故については、これは国会の事故調で徹底的にその調査がなされたわけであります。政府においてもなされたというふうに承知をしております。そうしたことを踏まえながら今後のいわば原子力政策を考えていく、これは当然のことでございます。 |
02/24 |
衆予 | 生活 小宮山 泰子 |
安倍首相福島第一原発事故による放射線から住民の健康を守るために、福島県では、国が拠出した交付金を活用して、県民健康管理調査を平成二十三年六月から実施をしています。 |
01/30 |
参本 | 民主党 徳永 エリ |
安倍首相福島第一原発事故は、廃炉に向けた課題が山積しており、また、いまだ十四万人の被災者が避難生活を余儀なくされています。私は、前政権のように、事故は収束したという気には到底なれません。 |
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廃炉・汚染水対策
日付 | 会議名 | 質問者 | 答弁 |
03/20 |
参予 | みんな 松田 公太 |
安倍首相三十年、四十年掛かると見込まれている福島第一原発の廃炉については、より着実に前進をしていくように、廃炉が進められるように、新たな支援体制を構築する必要があると考えています。 |
03/10 |
参予 | みんな 松田 公太 |
安倍首相この汚染水対策、そしてまた廃炉もそうでありますが、これはもう今まで前例のない大変なこれは難事を我々は克服をしなければならないわけでございまして、その観点から、世界の英知を集めてこうした問題に対処していきたいと、こう考えておりまして、廃炉、汚染水対策に関する技術情報の公募を国内外に広く行って、多くの技術情報の今御提供もいただいているわけでございます。 |
03/03 |
参予 | 民主党 那谷屋 正義 |
那谷屋氏がオリンピック委員会での「アンダーコントロール」発言を福島県民がどう受け止めていると考えているか?という問いに対して 安倍首相 私がプレゼンテーションにおいてアンダーコントロールというふうに申し上げましたのは、福島第一原発では、貯水タンクからの汚染水漏えいなど個々の事象は発生はしていますが、福島近海での放射性物質の影響は発電所の港湾内の〇・三平方キロメートルに完全にブロックされていると。言わば、事態では、個々の事態は起こっているけれども、それは私は承知をしているし、対応しているよという趣旨のことを言ったわけでございまして、つまり、コントロールできていないということだったら全く何もできていないということになりますが、それは私は事態は掌握をしているし、対応はしているよということを申し上げたつもりであります。答えがずれているので、改めて那谷屋氏が問うたのに対して 安倍首相 先般も私は福島県に参りました際、例えば相馬市の市長からは、水産物が大変な風評被害を受けている中においてよく言っていただいたという話もありました。 ただ、我々は決して収束したとは言っていないわけでございますが、ただ、まだ汚染水の様々な報道がある中において、報道でコントロールできていないではないかという方々もおられたんだろうと、こう思うわけでございますが、要は、英語のプレゼンテーションの中において、大切なことは、あのときは、まさに日本はちゃんと対応できていないのではないか、事態も全く掌握できていないのではないかという中において、そういう国にはオリンピックを任せることはできないねという雰囲気があったのは事実であります。それをいかに私は、日本の総理大臣としてその雰囲気を払拭することができるかどうかが私のスピーチのポイントでございましたから、そのところにおいて、私は責任者としてそれはしっかりと事実を掌握をして対応していますよという意味においてコントロールしていますよということを申し上げたところでございます。那谷屋氏が今後どのように取り組むのかという問いに対して 安倍首相 福島第一原発の廃炉、汚染水対策は、福島の被災者の方々に安心して生活を送っていただくための基盤となるものであり、不可欠であります。東電任せにはせずに、政府も前面に出てしっかりと取り組んでいく考えであります。この答弁に関しては官邸前展示ポスターの2014年3月28日に紹介しました。 |
02/27 |
衆予 | 共産党 笠井 亮 |
笠井氏の「汚染水問題が相次いでいるけれども、状況が完全にコントロールされているというふうに今でもおっしゃいますか。」という問いに対して 安倍首相 大切なことは、そうしたトラブルを把握し、そしてそのトラブルに対してしっかりと対処をしていくことではないか、このように思っておりますし、また、コントロールされているということについては、先般、IAEAの視察があった際に、汚染水については極めて湾内の限られた地域においてブロックされているという趣旨の発言があったわけでございまして、私の、〇・三平方キロメートルの中においてブロックされているということの発言が裏づけされたもの、このように理解をしております。 |
02/24 |
衆予 | 共産党 高橋 千鶴子 |
安倍首相汚染水の影響については、私が東京オリンピック招致において述べたことについて、先般、IAEAから派遣された方々が、記者会見において、ブロックされているという趣旨の発言をしておられるということは、ちょっと申し添えておきたいと思います。 |
02/05 |
参予 | 自民党 佐藤 正久 |
安倍首相廃炉というのは、今、佐藤委員が御指摘のように、極めて困難な作業ではありますが、しかし、この廃炉、そして汚染水対策については、福島の被災者の方々に安心して生活を送っていただくためにも不可欠であります。東京電力任せにはせず、政府も前面に出てしっかりと取り組んでいく決意でございます。 |
01/30 |
参本 | 公明党 山口 那津男 |
安倍首相廃炉・汚染水対策については、中長期ロードマップや昨年九月に決定した基本方針に加え、これらの対策が十分に機能しなかった場合に備えた予防的かつ重層的な対策として昨年十二月に追加対策を決定しました。これらを基に、全体の進捗管理、技術的難易度が高い取組への財政措置、世界の英知の結集、国内外への情報発信等を政府が一丸となって進めていきます。 |
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風評被害
日付 | 会議名 | 質問者 | 答弁 |
01/30 |
参本 | 公明党 山口 那津男 |
安倍首相風評被害対策については、放射性物質検査の確実な実施や正確で分かりやすい情報提供が特に重要と認識しています。引き続き、政府一体となって風評被害の克服に取り組んでまいります。 |
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東電の法的整理
日付 | 会議名 | 質問者 | 答弁 |
04/11 |
衆本 | 共産党 塩川 鉄也 |
安倍首相福島の再生には、廃炉・汚染水対策のほか、賠償や除染など、十分な資金的手当てなくしては進まない事情が多いために、国と東電の役割分担を明確化することが不可欠であります。 |
03/20 |
参予 | みんな 松田 公太 |
安倍首相原発公的管理機構についての御提案でございますが、廃炉、汚染水対策や賠償等を着実に実施をして国民負担を最大限抑制をし、そして福島の再生を加速することが、当然、これも委員も考え方は同じだと思いますが、最優先であると、こう思っています。 |
03/10 |
参予 | みんな 松田 公太 |
松田氏「責任の所在を明確にする、そのためにもこのスキーム、これは東電の再編と原発と送電網の一時国有化になるという話ですが、このスキームを御覧いただいているわけです。 簡潔に申し上げますと、このスキームの流れは、まず原発事故発生によって電力再生委員会がトリガーされて動き出し、特別公的管理の下で東京電力は小売部門と原発部門以外の発電部門を売却し、送配電部門と原発は国が一時管理し、そして一般担保付社債は満額弁済し、被害者への賠償、除染、汚染水対策含めた廃炉、これは国が完全にテークオーバーする、こういうスキームなんです。」 安倍首相 松田委員から御提案いただいた案については、我が党の中におきましてもこのスキームと似た提案というのもあったわけでございまして、しかし、そうした提案等々を我々よく検討した結果、課題としては、現在東電という会社があって、そしてこの東電が基本的に賠償も行っていかなければいけませんし、汚染水対策もしなければならない、そして廃炉も進めていかなければならないという中におきまして、現場でこの危険な仕事をしている人たちもいるわけでありますし、同時に、今この福島第一以外の発電所たくさんあるわけでありますから、そうしたものを維持をしながらそれを運転していく、そして当然、ガス、石油等々の燃料代も負担をしていく、その信用性も維持をしなければならないと。 |
01/30 |
参本 | みんな 松田 公太 |
安倍首相廃炉・汚染水対策や賠償等を着実に実施し、国民負担を最大限抑制しつつ、福島の再生を加速することが最優先です。このため、東京電力任せとすることなく、国も前面に立って対策を進めてまいります。その上で、発電所の設置者であり、現場に精通し、これまで様々な作業に取り組んできた東電には、廃炉の実施主体としての責任を引き続きしっかり果たしてもらいたいと考えています。 |